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天才あひる倶楽部 翼の生えた「まいご」たち 〜新民族的アコースティック・ロック・キャラバン2010〜
2010.03.01 Monday | category:Acoustic Rock World 天才あひる倶楽部
サイコーな大人達による音楽集団「天才あひる倶楽部」
今回の赤坂november-eleventhでのライブは今までと、ちょっと、何かが違った。
楯さんとのメールのやりとりの中から、聞こえてくるのはシュッシュッシュッ。
聞こえるはずのないエネルギー音。
蒸気機関車が煙を上げて、シュシュッポッポッ、と走る姿がどこかりりしく風情があるように今回の天才あひる倶楽部は、風情とエネルギーと優しさがあいまって、何とも言えない味がライブ前から出ていたのだ。
1号こと山田勲生さん フラメンコの香り漂うギターが何とも言えません‥‥。
2号こと楯直己さん
ネイティブアメリカン・フルート、鍵盤楽器、口琴、カリンバなど数多くの楽器をこなせるボーカリスト&ネイティブアメリカン・フルート奏者。
高松・神戸・東京のツアーの最終日。
彼らは赤坂に居た。
高松・神戸と一緒に演奏を共にして来たキーボードの土井淳さんも、忙しいスケジュールを無理矢理空けて、ここに駆けつけてくれたとのこと。
いつものように、穏やかになごやかなみんな。
ふんわりとした空間の中に、まっすぐな音楽という柱を作り、そこから彼らが輝いていく。
つまり、楽器を手に取ると、彼らは変わる。
天才あひる倶楽部の世界に私たちを連れていってくれるのだ。
MCでも盛り上げますッ! 3号ことサクスフォン奏者 春名正治さん。
「天才あひる倶楽部」を支えます。4号ことパーカッショニスト
コスマス・カピッツァさん
ゲスト 土井淳さん。この方のキーボードで、天才あひる倶楽部さんの世界が
一段と深くなりました。
今回私は、彼らの限りない豊かな音に触れ、各演奏曲が、どこかの国の物語のような感覚を覚えた。曲の世界に入り、そこで言葉のない物語を経験する、そんな不思議な感覚。宇宙的とでも言おうか。
これだけここちよく響く音。
天才あひる倶楽部は、やっぱりサイコーな大人達による音楽集団だ。そして心は、翼の生えた少年のよう・・・。
ライブ後、楽屋にて記念写真撮りますよ〜〜。
(最初の写真は、よしくん が提供して下さいました。Thanks to him!)
天才あひる倶楽部〜「地図にない国」の晩餐会〜
2009.11.26 Thursday | category:Acoustic Rock World 天才あひる倶楽部
「地図にない国」の晩餐会 と題したライブ。
「地図のない国はどんな国?」との問いに、
山田 勳生:「天の国」と書いて、今、此処のことをいう。
楯 直己:未開の楽園
春名正治:地図のない国はこの世でもあの世でもない所だと思われます。
コスマス・カピッツァ:「地図のない国」=貧乏。「地図に載ってない国」=ムー。
「どんな風景をみんなと分かち合いたいですか?」との問いに、
山田 勳生:スペインとかアフリカとかに居て、偶然見つけたうまい日本蕎麦屋で食事してる風景。みんな相当ニコニコかもね。
楯 直己:のんびりした風景
春名正治:全て分かち合えるでしょう、中々困難な旅の始まりかな?
コスマス・カピッツァ:黄金に輝く草原。
「何泊位一緒に旅したいですか?」との問いに、
山田 勳生:そりゃもう、飽きない程度で適当に。
楯 直己:そうだね〜、四泊五日かな
春名正治:何泊? 単なる旅行じゃなく旅 、、人生と書いて
タビと読むみたいな、、
コスマス・カピッツァ:2泊三日。
以上、「10の質問」より
それぞれが、それぞれの発想で取り組む音楽は、感情豊かで多国籍で、でもひとつにまとまっていて美しい音を奏でる。
1回だけではわからない。何回も何回も彼等のライブを見て聞いて、それで彼等の楽しさが、じわーんと浸透してくる、何とも魔法のような音楽なのだ。
つまりは、 サイコーな大人達による音楽集団。それが、天才あひる倶楽部!
⇒ 河野 裕道 (10/15)
⇒ マーサメリー (09/18)
⇒ みっちゃん (09/18)