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チャリティ・イベント 出会いの喜び Vol.5〜心をひとつに〜
2012.07.01 Sunday | category:チャリティ・イベント
今回で5回目となるチャリティ・イベント出会いの喜び。テーマは「心をひとつに」
みなで心を合わせて平和を願えたら、という気持ちを込めました。
3.11から日本は大きく変わりました。私たちの生活も変わりました。
価値観も生き方も心のあり方も、見直さなければなりません。
お互いがお互いを思い、このひと時を大事にし、感謝をし、力を合わせて平和のために、地球を大切にし守る為の思いを持ち続けたい。人それぞれできることは違いますが、それを少しずつでも行動に表せたら、と願います。
被災者支援で現地で活動を続けられていた中村淳司祭が以前送ってくださったメッセージは、チャリティ・イベントを続けていく中での私の心の支えとなっています。
下記、抜粋ですが掲載いたします。
「私たちの社会はとてもテンポが速く、さまざまなことを忘れなければ生きていけない、といっても過言ではないように思います。けれどもこの東日本大震災のこと、大きな被害のこと、そのもとに多くの人がおられることを忘れないで頂きたいと思います。皆さんの『忘れない』という意思と言葉が被災地を支え、支援活動を行っているすべてのものの力になるのです」
周りに流されず、このことはいつも心に留めていたいと思います。
今回のミュージック・ゲストは、打楽器奏者のクリストファー・ハーディさんとハープ奏者の彩 愛玲さん。クリスさんは打楽器の中でも、つぼ、タール、ダルブッカなど、日常生活の中では中々見ることや触れることのできない中近東の打楽器を、アイリンさんはアイリッシュ・ハープを持ってきてくださいました。
古典から中世、そしてアイルランドやスコットランドのフォークソング、スティングなど幅広い楽曲を演奏。おふたりの演奏は時代を旅するかのようでした。
時に森の中で、時に雲の上で聞いている錯覚を覚える程でクリスさんの打楽器は、宇宙との共鳴、アイリンさんのアイリッシュ・ハープはひとすじの光。そんな音楽に包まれたライブとなりました。
また、会場参加型のクイズでは、景品に、高橋麻紀さんによる絵(額縁付き)、同じく麻紀さんのポストカード、Stone's Bar シトラス・ハイボール1ケース、会場オーナーの宇崎竜童氏デザインのチャリティTシャツ、フォト賞(カメラマンによるポートレート写真撮影)を贈呈。みなさんの正解率が良かったため、最後はジャンケンで商品を決めたほどだったのですよ!あたったみなさま、おめでとうございました!そして、当たらなかったみなさま、ゴメンナサイ!でも、ちょっと息抜き。楽しかったですネ。
7/1は湿気も多く、暑い夏日。お暑い中にお出かけ下さったみなさま、本当にありがとうございました。
みなさまのおかげで集まりました寄付金額は総額:¥51.396
そのうち、日本聖公会東日本大震災大震災被災者支援「いっしょに歩こう!プロジェクト」へ¥21.396、東日本大震災東京都動物支援本部へ¥30,000をお献げいたしました。
実は、今回から、新たに「東日本大震災東京都動物支援本部」を寄付金先として追加いたしました。
そのきっかけとなったのは、私の街にやってきた被災動物のグレートピレネー犬と出会ったことでした。
彼の名前はゲンちゃん。白くまちゃんのような大きなワンちゃんで、かわいいのですが超大型犬なため中々引き取り手が見つからかったのだそうです。彼の新しいSweet Homeは世田谷区。優しいご夫婦のもと、今は元気に暮らしています。ところが、引き取られてきた当初は、津波にあったらしく寝ていても犬掻きをしていたり、新しい名前に反応しなかったり。
そんなエピソードを聞いていて、文句も言わずただ現状を受け入れ、必死になって生きている動物達に想いを寄せ始めました。もともと野良猫や捨て猫を保護してきた私は、以前から被災動物のことは気になっていたのですが、ゲンちゃんとの出会いやfacebookで行き倒れて半ば白骨化したわんちゃんの写真を見て多大なショックを受け、少しでも何かをさせて頂きたい、と思うようになりました。家のニャンズ達がお世話になっている動物病院の獣医師に相談をしたところ、院長先生が東日本大震災東京都動物支援本部の事務局長を務めていらっしゃるということを知り、そのご縁でこちらに寄付させて頂くことになりました。今回はわずかな金額でしたが、次回はもっとお役に立てるようになりたいと思います。
自分ができることをひとつずつ。
微力で器量不足でまだまだの私ですが、今後も続けて参ります。
そして、最後に、私を支えてくれているチャリティ仲間を御紹介いたします。
絵の販売で収益金を寄付金にまわしてくれています。絵描きの高橋麻紀さん。
彼女の自然や動物達を愛する心が好きです。絵もほんわか、心やわらぐんですよ。
カメラマンの松谷椿土さん。会場のドキュメント撮影をしてくれています。
愛する心を持った優しい方です。
松田光輝店長。お店の仕切りだけではなく、クイズの司会で麻紀さんと良いコンビを見せてくれます。
このような仲間達を始めとするたくさんの方達の支え,目に見えない力添え。そして、足を運んでくださるお客様。
多くの方達のおかげでイベントが開催できてきることを心から感謝いたします。
しかし、チャリティ開催時は、家族をも巻き込む一大イベントとなります。
家族、特に協力を惜しまず何かと心配をし、気にかけてくれている母親にも感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
今回もたくさんの学びがありました。
次はさらにがんばります。
みなさま、本当にありがとうございました。
⇒ 河野 裕道 (10/15)
⇒ マーサメリー (09/18)
⇒ みっちゃん (09/18)