虹色の輝き スティールパン。世界大会で入賞した最高のオーケストラから精鋭メンバーが赤坂November- Eleventh1111 に集結!圧巻の演奏は、体に溜まった疲弊感を吹き飛ばしポジティブなエネルギーに一瞬にして変換する力を放っていた。オーケストラ・メンバー達がひとつになった時の見事なまでのエネルギーの一致。その高揚感は、聴くもの、観るものすべてを幸せにするパワーに満ち溢れていた。
リーダーの原田さんにインタビューをさせて頂いた時、「パンを色で例えると?」の問いに「虹色」と即答。
そう、まさに、虹色!雨上がりの虹色。大きく空にかかった虹を思い浮かべて欲しい。7色が互いに調和をし、少しずつブレンドをしながらもそれぞれの色の輝きを放つ。うっすらと空に浮かび上がった時にあがる歓声。虹は喜び、希望の象徴だ。音色もまさにそうであった。
リズムは波に乗っているような心地よさ。そこからシャボン玉が生まれ、その中にゆらりゆらりと体を委ねる気持ち良さ。と思ったら、パーン!!と弾け、飛び出して風に乗り、天高く、くるりくるりと舞っている感覚。その気持ちの良いこと!
きらめく虹色の音色は浄化の音でもあるんだなぁ〜。
会場や楽屋はリハーサルから笑いに満ち、活気に溢れ、楽しいのなんのって!
音が鳴らされた瞬間、ドラム缶からこんなに綺麗な音色が出るのかと目が丸くなる。
音色もさることながら、音圧もど迫力。ピタッと全員が合うこの一致感に圧倒されたのであった。
写真はハート形の人形焼とともに。本番直前です。誰も緊張していないってすごい。
リーダーの原田さんのソロ。演奏時には、メンバー全員が原田さんの方を向き真摯に演奏を聴いていたことも印象的であった。
夜明け前のような静かなひと時、パンの音色は限りなく優しく、私たちに語りかけていた。何を語りかけていたかはひとりひとりの心のうちに。
心が踊りだすリズムとメロディ、そしてハーモニー。今一度繰り返すが、ドラム缶から生まれた楽器。ここまで出来るって凄い!
スティールパンを初めて聴きに来たお客様のために、楽器について説明してくれた時には、立ち上がって見つめるお客様もいた程だ。くりぬかれた穴から生まれる音。音階もピアノのように連続した並びではないようで、まるで隠れん坊のように探していくように見えたのは、私がスティールパン初体感だったからか?(多分きっとそう(^。^))
アンコール一曲目の「I want you back」以外は、すべて原田さんのオリジナル曲。世界大会で入賞した曲「火の鳥」はまさに息を飲む演奏。ブラボーコールが湧き上がった。
早くも再演コールがお客様から出てきているPanorama Steel Orchestra 。
次回(まだ決まっていませんが〜笑〜)は是非多くの方々に体感しに来て頂きたい。
1曲めは「TT」。音圧のど迫力に、炎暑の疲れがふっとびます。
常にメンバーたちとコミュニケーションをとるリーダー原田さんと笑顔を絶やさないメンバーのみなさん。
Steel Panの中に、テナー、ダブル・テナー、ギター、ベース、チェロと様々な種類のパンと、ドラムとパーカッションのリズム隊の総勢9名(これでも小編成だそう)による演奏。
写真はリハ後のいっときの静寂。楽器の写真はリーダーの原田様に許可を頂いて掲載しております。
ギター・パンは、絵画のような楽器でした。美しいハチドリはトリニダードの国鳥だそうです。
スペシャル・デザート。パンをイメージにした特別デザート、カマンベールとレモンのレアチーズムース!
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